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将来への自己投資!夢中になれる「大人の勉強」で自分磨きをはじめよう
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いま、働く女性たちの間でブームになっているのが「大人の勉強」。自分が夢中になれる分野を極めて、キャリアアップや年収アップなどに繋げる方が増えています。私も新しい一歩を踏み出したいけどどうやったら——そんな方に向けて、本記事では大人の勉強のはじめ方やメリット、人気のある分野などをご紹介します。会社に勤めながら難関試験をクリアした方や年収アップに繋がるスキルを身に付けた方のインタビューも掲載しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
- コラムサマリ
1.学生だけじゃない!自信やスキル、年収アップに繋がる「大人の勉強」
2.大人の勉強、メリットは?
2-1.メリット①仕事での評価やキャリアアップ、収入アップに繋がる
2-2.メリット②休日を有意義に過ごせる
2-3.メリット③自分の興味がある分野を学べるから上達・習得が早い
3.私たち、勉強で収入&働き方が変わりました!リアルな勉強ライフを紹介
4.さっそく今日からはじめたい!大人の勉強のはじめ方
4-1.どんな分野がある?女性におすすめの勉強分野
4-2.①勉強する目的
4-3.②どのくらい時間を確保できるのか
4-4.③いくら費用をかけられるのか
5.勉強習慣で人生を豊かに!楽しんでいる女性は美しい
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学生だけじゃない!自信やスキル、年収アップに繋がる「大人の勉強」
「今の仕事も好きだけど、自分の新しい才能を開花させたい」「+αのスキルで年収をアップさせたい」など、さまざまな想いから勉強をスタートさせる女性がいま増加しています。とくに生活様式が変化した2020年以降、自分磨きや趣味、生きがいのために学び直し&勉強をはじめた女性は多いのです。
大人の勉強、メリットは?
では、なぜいま「大人の勉強」が人気を集めているのでしょうか。3つのメリットをご紹介します。
メリット①仕事での評価やキャリアアップ、収入アップに繋がる
なにを学ぶにしても、知識やスキルは自分の“財産”になります。すぐに目に見えるかたちで結果が表れなくても、周囲からの評価やキャリアアップ、将来的な収入アップに貢献するでしょう。
人生100年時代と言われるいま、どんな場所でも働けることは大きな強みになります。転職や独立などの際にも役立ち、仕事の幅を広げるきっかけになるため、結婚や出産などのライフイベントによる影響を受けやすい女性にはおすすめです。
メリット②休日を有意義に過ごせる
「ついダラダラしてしまい、スマホを見るだけで週末が終わった…」と落ち込む日もありますよね。どこにも行かずに休んだはずなのに、なんだか気怠くて週明け以降もやる気スイッチが入らないことも。そんな日々にメリハリを与えてくれるのが勉強習慣です。時間を決めて取り組むことで、平日の夜や週末を無駄にすることなく、有意義に過ごすことができます。
メリット③自分の興味がある分野を学べるから上達・習得が早い
学生時代の勉強とちがい、自分が選んだ分野を自分のスタイルで学べるのが「大人の勉強」の良いところ。スクールに通うもよし、テレビや書籍を見ながら低コストで学ぶのもよし。自分の興味ある分野を学ぶため達成感を得やすく、上達・習得のスピードも速いのです。
私たち、勉強で収入&働き方が変わりました!リアルな勉強ライフを紹介
ここからは、「大人の勉強」で結果を出した方々のインタビューをご紹介。きっかけや勉強スタイル、本業との両立方法などを伺いました。
動画編集スキルを身に付けて、副業で年間プラス60万円!
Sさん(アパレル販売員/29歳)
学んだ分野:動画編集
目的:年収アップ
勉強時間・手段:毎週20時間程度、独学
かかった費用:書籍購入費1万円
結果:副業で60万円プラスに
コロナ禍の収入源を受けて、急に将来が不安に…。もともと興味のあった「動画編集」の勉強をはじめました。習うより慣れよ!の精神で、本を見ながら毎週1~2本の動画を編集すること半年。編集した動画をSNSに掲載したところ、企業から連絡がきてはじめて仕事を受注しました。副業をはじめて約1年になりますが、60万円ほどの収益が出ています。仕事を動画編集一本に絞ることはまだ考えていませんが、今後は副業の業務量も増やしていきたいですね。
朝時間を活用して難関試験を突破!希望部署への異動&昇進でキャリアアップ
Yさん(地方銀行勤務/34歳)
取得した資格:税理士試験
目的:キャリアアップ
勉強時間・手段:平日2時間/休日6~9時間(ほぼ毎日欠かさず)、通信教育
かかった費用:0円(合格により報奨金が支給されたため)
結果:希望していた審査部へ異動、昇進・昇給
節目となる入社10年目が近づいたタイミングで、前から興味のあった難関資格への挑戦を決意。会社からの補助を利用しながら、通信教育での勉強をスタートさせました。受験科目は、銀行での業務に役立つであろう「相続税法」「法人税法」などに。平日夜や休日に勉強をして、3度目の挑戦でようやく合格できました。本業と勉強を両立させる秘訣は、短時間であってもほぼ毎日テキストに触れること!どうしても平日夜はだらけてしまうので、毎朝5時に起きて出勤前と通勤時間を勉強タイムに充てていました。
公務員からフリーランスに!人のためになる“やりがい”を感じる日々
Mさん(公務員→フリーランス/28歳)
取得した資格:キャリアコンサルタント
目的:キャリアチェンジ、独立
勉強時間・手段:平日1時間/土曜日3時間、日曜日は養成講座(一部通信教材)
かかった費用:40万円
結果:フリーランスに転身、年収アップ
偶然参加した無料のキャリアセミナーで、「キャリアコンサルタント」の存在を知りました。当時は公務員として働いていたのですが、すぐに養成講座のパンフレットを取り寄せて勉強をスタート。残業も多い部署だったので、平日はスキマ時間を徹底的に活用しました。通勤中はもちろん、お昼休憩や湯船に浸かっているとき、歯磨き中なども動画を常に流してインプット。覚えられないところは自分でレコーディングした音声を繰り返し聞いて、頭にたたき込んでいきました。
1回1回は短い勉強時間ですが、この積み重ねによって本業と両立しながら資格を取得できたと思っています。現在は複数の会社に業務委託で所属し、かねてより憧れていたフリーランスとして大学や企業などでキャリアコンサルタント業務を行っています。
さっそく今日からはじめたい!大人の勉強のはじめ方
ご紹介した3名のように、勉強を通じて“新しい自分”に出会いたい女性に向けて「大人の勉強」のはじめ方をご紹介します。自分に合った分野を見つけて、レッツスタディ!
どんな分野がある?女性におすすめの勉強分野
・言語(英語や韓国語など)
・マネー(FP、年金アドバイザーなど)
・税務、法務(税理士、司法書士など)
・会計、経理(簿記、中小企業診断士など)
・パソコン業務に関する資格(情報処理技能検定試験、文書デザイン検定試験など)
・健康・美容(ヨガインストラクター資格、日本化粧品検定など)
・プログラミング(Java、PHP、Pythonなどの習得)
・不動産(不動産鑑定士、宅地建物取引士など)
・料理、栄養(食生活アドバイザー®、調理師など)
・雑学(世界遺産検定、歴史能力検定など)
・ライティング
やはり、ダントツで人気なのが「言語」の勉強。なかでもスキルアップや社内評価にも貢献する「英語」を学んでいる女性が多くなっています。ずいぶんと制限も規制され、“そろそろ海外旅行に”なんて考えている方も多いはず。現地の言葉が少しでも理解できると、旅行も一層楽しめそうですね。
これといった勉強分野が決まっていないときは、次の3つのポイントを明確にしてみましょう。自分に合った勉強分野を見つけるヒントになるはずですよ。
①勉強する目的
・スキルアップ、会社での昇進
・年収をアップさせたい
・自信やモチベーションアップ
・人生を豊かにしたいなど
②どのくらい時間を確保できるのか
基礎知識量によっても変化しますが、税理士試験(勉強時間の目安:3000~4000時間)や簿記1級(勉強時間の目安:500~600時間)などの難しい試験をクリアするためには、数年単位での勉強が必要になります。勉強時間も十分に確保しなければなりませんし、ときにはスクールや通信教育なども必要になるでしょう。
まずは自分が勉強に割ける時間を整理したうえで、モチベーションを保ちながら学べる分野に挑戦してみましょう。高い目標を掲げることも大切ですが、勉強を楽しみたいなら、小さな目標を一歩一歩クリアして“成功体験”を得るのがベストです。
③いくら費用をかけられるのか
テレビや書籍等を見ながら独学できる分野もあれば、特別なプログラムや研修、スクールを卒業することが必須条件になっている分野も。初期投資としていくらかけられるのかを確認したうえで、学ぶ準備を整えていきましょう。
<たとえばいくらかかる?>
簿記2級対策のために書籍を使って独学した場合:4000円~1万円(総額)
世界経済や政治を学ぶために有料の音声講座を受講した場合:1000~3000円/月
TOEIC対策のために英会話スクールに通った場合:2~5万円/月
オンラインで英会話を学んだ場合:5,000~1万円/月
税理士試験のために大手スクールに通った場合:60~120万円/年(科目数によって異なる)
税理士試験のために通信講座を受講した場合:35~60万円(科目数によって異なる)
WEBデザインを学ぶためにスクールに通った場合:20~60万円(総額)
WEBデザインを学ぶためにオンライン講座を受講した場合:16~20万円(総額)
勉強習慣で人生を豊かに!楽しんでいる女性は美しい
長い人生の中、キャリアプランやライフプランを見直さなければならない瞬間も訪れるはず。そんなときに備えて、今のうちから自分を助けてくれるスキルを身に付けていきましょう。苦手だと思っていた分野もいざ触れてみると意外と夢中になれるかもしれません。ぜひ本記事でご紹介した3つのポイントを参考に、自分に合った勉強分野を見つけてくださいね。
この記事の執筆協力
- 執筆者名
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山本 杏奈
- 執筆者プロフィール
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金融機関勤務を経て、フリーライター/編集者に転身。現在は企業パンフレットや商業誌の執筆・編集、採用ページのブランディング、ウェブ媒体のディレクションなど、幅広く担当している。
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